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ドミニオン”海辺”を遊んでみる。 [ボードゲーム&カードゲーム]

Zが「忙しいぜ!こんちきしょー!」という時期に
ドミニオンの拡張版「海辺」が発売された。

そんなわけでZは「忙しいぜ!こんちきしょー!」と言いつつもゲットだけはしておいた(笑)

昨日、K-RAM殿から「どみにおんやろうぜ」との
暗号メールをもらったのでやることにした。
偶然当日「暇か?」と電話をくれた刑事長も加えた3人で遊ぶ。

さて、この「海辺」。実はこれが2回目のプレイとなる。
1度目はさらりとどんなものか?やってみただけであるので
今回はガッツリやってみることにする。
最初パッケージの「海辺」という文字を見た刑事長が「渡辺」に似てる
とか言い出したので身内ではすっかり「渡辺」で定着してしまっていたりする(笑)

ドミニオンのゲーム概要は前書いたのとか、ぐぐってみてくださいませ。

さて、今回何が変わったのか?
といいますと、各種追加の王国カードがあるのは当たり前として
新しく「持続」という能力を持つカードが追加されました。

コレ何か?って言いますと、普通は自分のターンが終わったら
使ったカード、手元に残ったカードなど全部捨て札にするのが
ドミニオンルールなのですが、この「持続」というカードは捨てられず
残りまして、次に自分のターンが回ってきたときにも効力を発揮する
といった、要するに1枚で2度おいしいカードであります。

そのほかにも今までになかったトークンと呼ばれる金貨だったり
コインみたいのだったりするものが追加になってますが、今回語るのは
パスすることにします。

やってみれば分かるのですが、王国カードの組み合わせが変われば
まったく別のゲームに変身するというのがこのドミニオンの特徴です。
その組み合わせの例が説明書にいくつかあるので今回はそれを
全部やってみました。

4回やった時点でZが3勝1敗という実に気分が良い状態^^
時間もそこそこ遅く、日曜ということもあって夕飯食ってお開きかな?
とか思ってたんだが刑事長が泣きのワンプレイを申し出たのでやることに。
(ちなみにZの1敗はK-RAM氏の勝ち)

どの組み合わせでやる?との問いに
刑事長は迷うことなく「宝の地図」があるやつ!と言い放つ。

DSCF0412[1].jpg

これが今回の物語の主役といってもいいカード「宝の地図」
要するにこのカード2枚揃ったら金貨4枚プレゼント!
というなんとも年末ジャンボ的なカードなのである!

ちなみにZが勝ったゲームのうち1度はこれが大成功した
おかげで勝利したといっても過言ではない。

食事に行くときも「最短何ターンで2枚揃うか?」
などと、「宝くじ当たったら何買う?」的な話で盛り上がるくらい
ドリームなカードだ(笑)

さてこうなると刑事長はもはや「宝の地図」を軸にくることは
分かりきっている。
他人の真似しててもつまらんな・・・という考えのZとK-RAMは
じゃ何でいくか?と考えるわけです。

そこで目をつけたカードが刑事長の運命を大きく左右する!

DSCF0415[1].jpg

「大使」のカード。
コレを使ったプレイヤーが一枚手札から公開する。
そのカードと同じカードを他のプレイヤーはタダでゲットできるというカード。

これだけ見ると何の得があるん?と思うかもしれないが
この公開したカードを最大2枚までサプライに戻してもいいというカードでもある。

ってことは要らないカードをデッキから取り除くことが出来るわけさ。
そうすると目的のカードを引きやすくなるというわけさ!


多分やったことない人にはこのへん分からないだろうなぁ・・・
カード20枚の中から目的のカード1枚引くより
カード15枚の中から目的のカード1枚引くほうが確立いいでしょ?
ってことさ。どう?分かった?



ゲームを進めていくと順調に6ターンか7ターン目くらいで刑事長が
「宝の地図」を当てる!!金貨4枚ゲット!![わーい(嬉しい顔)]
刑事長うはうは。(でもその後ノープランだったりするw)

このあたりになるとZ、K-RAM氏の「大使」がじわじわと仕事し始める。

Z、K-RAM氏の狙いは「大使」を使って自分のデッキから銅貨をなくすこと。
K-RAM氏は銅貨を無くして王国カードについてるお金をまわすことを考え、
Zは銅貨無くしてより価値の高い財宝カードに替えていくことを考える。
ってことはその他のプレイヤーは銅貨をゲットすることになる。

結果どうなるか?

ZとK-RAMは銅貨をもらったり、サプライに戻したりするので
結果あまり変わらない状態。より「大使」を使えたほうが銅貨が少なくなる。

では刑事長はどうか?

どんどん銅貨をゲットして小金持ちになる。
するとせっかく当てた金貨4枚は大量の銅貨にうもれる。

全然自分のデッキから金貨が引けなくなる!

もうね、これが悲惨なんだわ。
引いても引いても銅貨ばかり・・・・・

しかし、この状況をさらに悪化させるカードをK-RAMは
大量購入していたりする[がく~(落胆した顔)]
これが後半の地獄を演出する。

そのカードが・・・・コレだ。

DSCF0414[1].jpg

「巾着切り」のカード。
このカードは財宝2の価値がある。
K-RAM氏は銅貨を捨てる代わりにこれを大量に購入して
お金の代わりとしたわけだ。

・・・・が、これには恐ろしい効果がついている[がく~(落胆した顔)]

他のプレイヤーの手札に銅貨があった場合、それを捨て札にする。





・・・・・・[たらーっ(汗)]





あっれ~?どっかに銅貨いっぱい持ってる人いなかったっけ??(笑)


もうお分かりだろうか?
刑事長は銅貨ばかり引いてしまうデッキとなっている上、
ガンガンそれらを捨て札にされているのである!!


このゲームは自分のデッキをカードを買ったりしながら増やしていき
そのデッキから毎ターン5枚づつ手札として行動するゲームである。

考えてみて欲しい。

借りに手札に銅貨4枚とその他のカード1枚という5枚だったとして
K-RAM殿氏が3枚「巾着切り」を使ったとしよう。

K-RAM氏はそれだけで財宝6得るのに対し、
刑事長は銅貨1枚とその他のカード1枚の2枚だけの手札になってしまう[がく~(落胆した顔)]


ああオソロシヤ!!!



世の中財宝1では何もできんのですよ[もうやだ~(悲しい顔)]


当然、刑事長は勝つどころか
その日一番の精神的ダメージを受けて
寒い夜空の下バイクで帰宅したのであります[もうやだ~(悲しい顔)]


いやー!おもしろいぜ!ドミニオン!
おもしろいぜ!渡辺!(笑)
いろんなドラマがあるもんだ!

K-RAM氏、刑事長また遊びましょー。
特に刑事長、めげないで再チャレンジお待ちしてます(笑)

ちなみに最後のゲームはZとK-RAMの同点。
その場ではそのまま同点としたが、どうやら行った手番の少ない人の勝ち
らしいので、多分K-RAM殿の勝ちだな。




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コメント 5

K-RAM

まぁこの3人は、へこんだ時に、人の力ではなく自らの力で復活しないと
気が済まない3人だから、同情とか手を抜くとかしないからねー。
おれも何度となくダーツでほっとかれたさ(笑)

by K-RAM (2009-12-08 19:38) 

kin

いやー 人間性が出ますな!
by kin (2009-12-08 22:49) 

ZE-TA

>K-RAM殿
なんですと?そんなにほっといたかなぁ?^^;
またダーツもいきましょーねー。

>kin氏
今回は残念でしたな。
君が参加してたらまた違った展開もあったやもしれぬ。

by ZE-TA (2009-12-09 09:01) 

ジンボ

私も先週ドミニオン買ってはまってます。
まだ「海辺」はやったことないですが、とてもおもしろそうですね。
by ジンボ (2010-02-14 14:25) 

ZE-TA

>ジンボさん
面白いですよねぇ~ドミニオン!
海辺はぜひやってください。
個人的には陰謀より面白いと思ってます。
基本、陰謀、海辺を混ぜてやってもかなり楽しめますよ^^
by ZE-TA (2010-02-15 10:30) 

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